2025年4月16日、タレントのデヴィ・スカルノさん(85)、通称デヴィ夫人が、暴行容疑で警視庁に書類送検された。捜査関係者によると、事件は2月中旬、東京・渋谷区の飲食店で発生。デヴィ夫人は自身の事務所の女性従業員と政治活動や芸能活動の方針を巡り口論となり、テーブル上のシャンパングラスなどを投げつけた疑いが持たれている。幸い、女性にけがはなかった。
当時、6人ほどの送別会で食事をしていたデヴィ夫人。話題が新党「12平和党」や参院選出馬に移る中、対立がエスカレートしたとされる。警視庁の調べに対し、デヴィ夫人は「グラスなどは投げつけていない」と容疑を否認。事件後、3月22日には渋谷署で約5時間の事情聴取を受けていた。
デヴィ夫人は今年2月、ペット愛護を掲げる「12平和党」を設立し、参院選出馬を表明。注目を集める中での今回の騒動は、政治活動やタレントイメージに影響を与える可能性がある。ネット上では「信念はすごいが行動が過激」との批判や、「冤罪の可能性も」との声が交錯。検察は今後、起訴・不起訴を判断する予定だ。